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都心の姥捨て山

 今朝のmsnのトップは、こんな記事が踊っていた。「都心の姥捨山」、「姥捨て大国、日本」。
全くもって衝撃的である。

 わたしは、「まんが日本昔ばなし」が好きで、って、子どもの頃のことだけど。。。そういいつつ、最近まで、こどもと一緒の時、時間があれば、この「日本昔ばなし」を一緒に見ていた。
 この番組の素晴らしさは、ご存知の通り・・・正直じいさんとばあさん。意地悪じいさんとばあさんがいて、意地悪な方が得をしたみたいにみえるけど、最後は罰が当たって、結局、意地悪じいさんもばあさんも、改心して、幸せに暮らす・・・とまあ、様々なパターンがあるにせよ、だいたいこんな感じである。
 わたしの教育論だけど、こどもには、「絶対正義」というものを教えたいと願っている。この世の中、「絶対正義」だけでは、生きていけないかもしれないけど(悲しいことです)。。。だからと言って、誰かと比較して幸せだとか、ここらへんが、妥当な正義だとか、そんなことは、大人になったら、嫌でも覚えることで。。。 だからこそ、こども達には、何が正しくて、何が間違っているのか?を教えなければいけないと思っている。このことは、うちの嫁やおばあには、理解しにくいようだけど。。。
 正直で、世のため、人のために働こうとする、主人公は、幾多の苦難に遭いながらも、いつも笑顔を忘れず、希望を捨てず、前向きに暮らしていく結果、神様や仏様に認められて、出世したり、幸福に暮らしたりするようになる。
 そのように、こども達の潜在意識にインプットしたくて、時間があったら一緒に見てきた。DVDやテープがいっぱいあるわ。
 
 その「日本昔ばなし」の中に「姥捨て山」というのがある。ある国では、貧しくて、年老いた人を養っていく米も経済力もない。そこで、何歳かは忘れたけど、歳になったら、息子は、遠く離れた山に自分の親を捨てに行く。捨てられる親たちも、そのことは了解していて、「早くわたしを捨てないと、お前が捕まるから・・」と言って、息子を急かす。自らの命を顧みずに。。。そう言われても息子は、そんなに簡単に自分の親を、そんな遠くに山の捨てることが、出来ずに、家にかくまう。が、露見して、仕方なく、山に捨てることに。。。二人は、泣く泣く別れを告げるも、後ろ髪を引かれる気持ちが息子には、あり、結局、山に入って一緒に死ぬ。。。とこんな話だったと思うけど。
 
 そう、珍しくハッピーエンドでは、ないねん。この話。

 そして現在、新宿の真ん中に、『新宿に「限界集落」出現 「都心の姥捨山」、65歳以上が半数の団地出現 』らしい。現在の姥捨て山だ。
 限界集落って言うのは、「中山間地や離島を中心に、過疎化・高齢化の進行で急速に増えて来ている。このような状態となった集落では、集落の自治、生活道路の管理、冠婚葬祭など、共同体としての機能が急速に衰えてしまい、やがて消滅に向かうとされている。共同体として生きてゆくための「限界」として表現されている。「限界集落」には、もはや就学児童より下の世代が存在せず、独居老人やその予備軍のみが残っている集落が多く、病身者も少なくないという。」と言うもので、所謂過疎化で、お年寄りしかいない、地域という意味で捉えていいと思う。

 そんなのは、過疎化地域の専売特許だったはずが。。。都心にもか。。。 そんな地域が、新宿に生まれ、お年寄りの一人暮らしのため、孤独死がすごく増えているらしい。悲しい現実である。そして、こんな地域は、田舎だけではなく、都会でも、益々増えていくことになるのだろう。

 ここに暮らすお年寄りは、どうなのかな??自ら選んで、一人暮らししている方もいるだろうけど、そうでない人もいるだろう。日本の良き伝統の一つ、大家族制が崩壊して、核家族化した。核家族は、わたしもあこがれるけど。。。でも、自分の先祖や親を捨ててまで、それを望むのがいいのかな~?
 様々な社会構造、経済構造の変革によって、現在日本の繁栄があるとしても、やはり、本当にそれが、明るい豊かな社会では、ないような気がする。心がないもん。

 少なくとも、「日本昔ばなし」の「姥捨て山」の物語には、山で別れようとしても、別れられなかった、「情」が描かれている。ここに捨てたら、親は死ぬのである。普通は捨てられんわ。
 しかし、考えようによっては、現在版「姥捨て山」は、昔の姥捨て山よりも遥かに残酷な「山」なのかもしれない。

 架空の物語であるはずの「姥捨て山」が、現実に、いや、現在に存在することの意味をわたしたちは、もっともっとかみ締めなければいけない。「明るい豊かな社会」は、こんな「悲しく情けない山」の上には、決して築くことのできるものではない筈だから。。。

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Hideaki Fukui

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